【アニメ紹介】『ざつ旅 -That’s Journey-』― 行き先も、目的も未定。でもそれが“旅”の本当の楽しさ。

アニメ

スマホひとつで、気ままに旅に出る。行き先はアンケートで決まるし、目的なんて特にない。

それでも――いや、それだからこそ面白い。

そんなゆるくて自由な旅アニメ『ざつ旅 -That’s Journey-』は、日常にちょっと疲れたあなたの心を、じんわり癒してくれる“リフレッシュ系ロードムービー”です。


■ 作品概要

  • 原作:石坂ケンタ(電撃マオウ連載)

  • ジャンル:旅、日常、ゆるコメディ

  • 放送時期:2024年春アニメ

  • 制作:フッズエンタテインメント

  • 話数:全12話(予定)

  • 公式サイトhttps://zatsutabi-anime.com


■ ストーリー:気まぐれで、最高の旅が始まる

小説家志望の女子大生・鈴ヶ森さん。ある日ふと、「旅に出よう」と思い立ち、Twitter(現X)で行き先をアンケート。そんな気軽さで日本各地を旅することに。

電車に揺られ、見知らぬ土地の駅に降り立ち、コンビニ飯に舌鼓を打ち、地元の人とちょっとだけ言葉を交わす。――それだけなのに、どうしてこんなに心が動くのか。

『ざつ旅』は、豪華な観光スポットも派手なイベントも出てきません。でも「旅ってこういうのでいいんだよなぁ」と、誰もが感じるような“ちょっと良い時間”を丁寧に描いています。


■ 魅力ポイント

◆ “観光しない旅”の心地よさ

有名な観光地を巡るのではなく、その土地の空気にふれるだけ。偶然入った喫茶店や、思わず撮った夕焼け。そういう、名もなき瞬間が一番の思い出になる。旅好きなら共感しかない構成です。

◆ ゆるくて不器用、でも前向きな主人公

鈴ヶ森さんは、小説家志望なのに全然筆が進まない、どこか抜けた女の子。でも旅の中での彼女の発見や喜びが、なんだかこちらの心まで温かくしてくれます。SNSで旅の様子を発信する姿も、現代的でリアル。

◆ 旅先グルメが地味にうまそう

コンビニのおにぎりやご当地カップ麺、道の駅のアイスなど、庶民的でささやかな食事がたくさん登場。それがまた、旅のリアルで愛しいポイントなんですよね。


■ 総評:何もないから、心が満たされる

『ざつ旅』は、見る人に「自分もどこかに行きたい」と思わせてくれる作品です。

旅の“非日常”というより、旅先で感じる“もう一つの日常”。その穏やかさと自由さが、忙しい毎日にちょっとした休符を与えてくれます。


■ 評価(5段階)

項目 評価
ゆるさ・癒し度 ★★★★★
旅のリアルさ ★★★★☆
キャラクターの魅力 ★★★★☆
作画・背景 ★★★★☆
総合満足度 ★★★★★

■ こんな人におすすめ!

  • 忙しさでちょっと疲れてる人

  • ゆるい日常アニメが好きな人

  • 一人旅にちょっと憧れてる人

  • 「目的がない旅」が最高だと思う人


■ 最後に

旅の理由なんて、なくていい。

スマホひとつ、気の向くまま。

『ざつ旅 -That’s Journey-』は、そんな「今すぐどこかへ行きたくなるアニメ」です。

見終わったあと、あなたも知らない駅に降り立ちたくなるかも?

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